ドライシャンプーのデメリットはある?効果がないと感じる理由や正しい使い方について紹介

ドライシャンプーのデメリットはある?効果がないと感じる理由や正しい使い方について紹介│美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)

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“ドライシャンプーのデメリットはある?効果がないと感じる理由や正しい使い方について紹介”

水やお湯を利用しなくとも使用できるドライシャンプーは、災害時・アウトドアの時などに活躍するアイテムです。

毎日忙しくて、お風呂やシャワーを利用する時間がない、という方でも手軽に髪の毛をキレイにできます。

一方で、ドライシャンプーを使用しても汚れが落ちた気がしない、効果を感じないと悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、ドライシャンプーのデメリットや効果がないと感じる理由について紹介します。

目次

ドライシャンプーのデメリット

ドライシャンプーは、水を使用せずにシャンプーをした時のような髪の毛のベタつきをすっきりとオフできる便利アイテムです。

一方で、デメリットもあるので以下でみていきましょう。

髪の毛の乾燥が起きる可能性

ドライシャンプーは、通常のシャンプーとは違いアルコール成分が含まれています。

使用した際に、アルコール成分が蒸発するので、一緒に髪の毛の水分も失われる可能性が高いです。

そのため、もともと乾燥気味の髪質の場合は、より乾燥が強くなり、切れ毛や枝毛の原因になります。

乾燥気味ではない場合でも、ドライシャンプーの使用を続けることで乾燥が引き起こされて、キューティクルが傷んでしまう可能性があるでしょう。

下記の記事では「ツヤ髪をキープできるヘアオイルの正しい使い方&選び方」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。

洗浄力が低い

ドライシャンプーの大きなデメリットは、洗浄力が低いという点です。

髪の毛のベタつきをオフできるのは、あくまで成分に含まれている皮脂吸着材で皮脂を吸い取っているためです。

通常のシャンプーのように、しっかりと汚れを落として頭皮・髪の毛をキレイにしてくれるわけではありません。

ドライシャンプーだけで、完全に汚れや皮脂を落とすことは難しいので、あくまで応急処置的なアイテムとして理解しましょう。

頭皮トラブルにつながる可能性

ドライシャンプーの使用を継続的に行っていると、頭皮トラブルにつながる可能性があります。

皮脂を吸い取ることで、べたつきや臭いを解消してくれますが、落としきることは難しいので、毛穴に油分が詰まりやすくなるのです。

油分が溜まって行くと、毛穴が塞がり、フケやかゆみ、かぶれの原因になります。

ドライシャンプーの成分は頭皮に残りやすく、定期的にシャンプーできちんと洗い落とすことが大事です。

下記の記事では「頭皮ケア」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。

紫外線ダメージを受けやすい

ドライシャンプーに含まれている皮脂吸着材やアルコール成分は、皮膚のバリア機能を低下させる可能性があります。

頭皮がデリケートな状態になるため、紫外線ダメージを受けやすいです。

夏の日差しが強い状況下では、あまり使用をおすすめできません。

夏場は汗をかきやすいので、その分髪の毛もべたつきやすくなりますが、頻繁な使用は避けましょう。

ドライシャンプーを使っても効果がないと感じる理由

ドライシャンプーのデメリットはある?効果がないと感じる理由や正しい使い方について紹介│美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)

髪の毛のべたつきが気になる、忙しくてシャンプーする時間がない、という時にドライシャンプーは効果的です。

一方で、ドライシャンプーを使用しても効果を感じないという方は一定数います。

効果が感じられない理由は、大きく分けて2つあるので、以下でみていきましょう。

髪質・頭皮の状態に合っていない

ドライシャンプーは、手軽に使用できるアイテムですがすべての髪質や頭皮に合うわけではありません。

もともと髪の毛がオイリー体質の人、乾燥しやすい人の場合はドライシャンプーを使用することによって一層べたつきが引き起こる可能性があります。

皮脂吸着材では吸い取りきれないような髪の毛の状態であれば、適切な効果を感じることはできません。

また、敏感肌の人はドライシャンプーに含まれている成分が刺激となり、頭皮トラブルを引き起こす可能性もあるので、少しでも変化を感じたら使用を中止しましょう。

使用方法を誤っている

効果を感じない、という方で最も多いのは使用方法を誤っているという理由です。

ドライシャンプーの使い方は難しくありませんが、適量を守っていない、ムラがあるなどでべたつきが残る可能性があります。

量が多すぎても髪の毛が白くなったり、べたついたりしますし、量が少なすぎても適切な効果は得られません。

しっかりと使用方法を守り、適切な効果を得ましょう。

効果的なドライシャンプーの使用方法

ドライシャンプーは、以下のタイプに分かれます。

  • スプレー、ミスト
  • ジェル
  • シート
  • パウダー
  • ムース

それぞれ使い方や向き不向きが違うので、以下で説明します。

【手軽に使用したい人向け】スプレー、ミスト

最も一般的に使用されているドライシャンプーの種類です。

以下の方法で、利用してください。

  1. 粗目のブラシで軽くブラッシング
  2. 頭皮から20cmほど離して吹きかける
  3. 指でマッサージ
  4. ブラシ、手ぐしで髪の毛の根元から梳かす

頭皮から優しくなじませるように指でマッサージすると、ドライシャンプーが全体にくまなく行き渡ります。

ベタつきが気になる部分は、水で濡らしたタオルで拭き取ることでよりすっきりと仕上がりますよ。

【頭皮をすっきりさせたい人向け】ジェル

ドライシャンプーの中でも、洗浄力が高めなジェルタイプは頭皮のべたつきをすっきりさせたい人に向いています。

以下の方法で、利用してください。

  1. 頭皮に塗布
  2. 頭皮と髪の毛になじませる
  3. ブラシ、手ぐしでさらになじませる

ジェルタイプの場合は、頭皮の気になる部分だけに使用しましょう。

全体的に使用すると、べたつきが悪化する可能性もあるので使用量には注意してください。

塗布した後は、ゆっくりと両手の指先でもみほぐすようにします。

最後にドライヤーの冷風を当てると、ふんわりとした仕上がりになるのでスタイリングしやすくなります。

【持ち運びしたい人向け】シート

シートタイプは、ウェットティッシュのように手軽に持ち運べる点が魅力です。

出先で、髪の毛のべたつきをオフさせたい人に向いています。

以下の方法で、利用してください。

  1. シートで髪の毛を挟む
  2. 髪の毛を挟んだまま下に向かって拭き取る
  3. 頭皮を揉みながら拭く
  4. 髪の毛全体にシートを滑らせる

一度にシートで挟む髪の毛は、少量ずつにしましょう。

一気に拭こうとすると、ムラが出てしまうので丁寧に行ってください。

シートタイプの場合、汗をかいたりした際は1枚で足りないケースも多いです。

そのような場合は、頭皮・髪の毛それぞれに1枚ずつ使用しましょう。

【よりしっかりべたつきを抑えたい人向け】パウダー

パウダータイプは、肌への使い心地が優しい点が魅力です。

皮脂吸着力も高いので、べたつきをしっかり抑えたい人に向いています。

以下の方法で、利用してください。

  1. パウダーを頭頂部の中心に乗せる
  2. 洗髪するようになじませる
  3. 手に残ったパウダーを落とす
  4. ブラッシングでパウダーを落とす

皮脂ケアの効果が高い反面、パウダーをしっかりと落とさなければいけないアイテムです。

仕上げのブラッシングで、パウダーを落としながら全体に行き渡らせることで、効果が期待できます。

【頭皮洗浄をしたい人向け】ムース

スタイリング剤でも多いムースは、ドライシャンプーの中でも洗浄力が高めのタイプです。

より頭皮の洗浄をしたい人に向いており、さっぱりしたいという場合に使用しましょう。

以下の方法で、利用してください。

  1. 適量手に取る
  2. 頭皮と髪の毛全体に伸ばす
  3. 頭皮に揉み込む
  4. タオルで汚れを拭き取る

使用する際は、必ずよく振ってから適量を手に取ってください。

手だけではなかなか全体に行き渡らない、という場合はブラシに直接ムースをつけて使用すると、より使いやすいです。

乾いたタオルでも汚れは拭き取れますが、もしも時間があれば蒸しタオルを使用すると一層汚れを引き取ることができます。

毎日の使用はNG

基本的に、ドライシャンプーは一時的な応急処置アイテムです。

使用頻度は商品や頭皮・髪の毛の状態によっても異なりますが、基本的に毎日使用は避けましょう。

ドライシャンプーの成分が、頭皮に残ってしまうと乾燥を引き起こしたり、肌トラブルに発展したりするのでおすすめしません。

ただし、使用した当日に必ずシャンプーで洗い流せるという場合は日常的に使用しても問題ありません。

まとめ

今回は、ドライシャンプーのデメリットについて紹介しました。

手軽に利用できる反面、髪の毛の乾燥を引き起こしたり、頭皮トラブルを招く可能性があったりとデメリットもあります。

適切な使用方法、頻度を守ることでデメリットを感じにくい状況にできるのでべたつきが気になる、忙しくてお風呂に入れない時の応急処置として使用しましょう。

下記の記事でも「ドライシャンプー」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。

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