美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“ジェルネイルの上からマニキュアを塗ってもいい?塗る方法や注意点を紹介”
ツヤ感が魅力のジェルネイルですが、3〜4週間程度もつため、選んだカラーやデザインに飽きる方もいるのではないでしょうか。
飽きたからといって、ジェルネイルをすぐに付け替えてしまうと自爪を傷めたり、薄くなったりと悪影響があります。
そのような場合、ジェルネイルの上からマニキュアを塗ってみるのも1つの方法です。
今回は、ジェルネイルの上からマニキュアを塗る方法やおさえておきたいポイント、注意点まで紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジェルネイルの上からマニキュアを塗るのはOK
完成したジェルネイルの上からマニキュアを塗ること自体は、問題ありません。
例えば、クリアジェルを塗っている場合に、休日はカラーやデザインを楽しむためにマニキュアを塗るといった方法です。
ジェルネイルとマニキュアは、どちらも爪に塗るものなので同じようなものだとイメージする方も多いのではないでしょうか。
ジェルネイルは、専用のライトで硬化させることで爪へと定着させる仕組みなので、光沢のある仕上がりが特徴です。
一方で、マニキュアは揮発性のある成分が含まれているので、空気に触れて乾くことで塗膜だけが残る仕組みで、除去の手軽さが特徴といえます。
硬く、厚みのあるジェルネイルの上にマニキュアを塗っても問題はありませんが、薄いマニキュアの上にジェルネイルを塗ると剥がれてしまうのでNGです。
そのため、マニキュアを塗った後にジェルネイルをしたい場合は、必ず一旦オフしてからにしましょう。
下記の記事では「ジェルネイルとマニキュアの違いと特徴やメリット」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ストーンやパーツがついてる場合はNG
ジェルネイルの上からマニキュアを塗る場合、ストーンやパーツなどネイルに凸凹ができるものをつけていると仕上がりが悪いので塗らないようにしましょう。
マニキュアでできることは、あくまでジェルネイルの色を目立たなくしたり、カバーしたりすることだけです。
ストーンやパーツなどのデコボコの上からマニキュアを塗っても、きれいには見えないですし、カバーもできないので避けてください。
ジェルネイルの上からマニキュアを塗る方法
ジェルネイルの上からマニキュアを塗ることは問題ありませんが、どのように塗ると良いか悩むという方も多いのではないでしょうか。
難しい方法ではないので、以下の手順を参考にしてみてください。
- 爪表面をエタノールで拭き取る
- ベースコートを塗る
- マニキュアを塗る
- 仕上がりによっては2度塗りする
- トップコートを塗る
難しい方法ではなく、通常のマニキュアを塗る時と同じような方法で問題はありません。
エタノールで拭き取る際は、基本的にコットンがおすすめですが、なければプライマーでもOKです。
マニキュアを塗る際のポイント
ジェルネイルの上からマニキュアを塗る際、難しい手順はありませんが、以下のポイントをよく理解しておきましょう。
- ジェルが乗っていない根元からベースコートを塗る
- 多めにマニキュアを塗る
マニキュアを塗る際、ジェルネイルが伸びている場合は根元に自爪部分が見えています。
もしも自爪が見えている場合は、ベースコートを塗る時に自爪部分にもしっかりと塗りましょう。
ベースコートを塗らず、そのままマニキュアを自爪に直接塗ると色素沈着の原因となるので十分に注意してください。
また、マニキュアだけであれば薄付けでも問題ありませんが、ジェルネイルの上に塗る際は、極力多めにマニキュアを塗りましょう。
多めに塗ることで、ジェルがしっかりと隠れるのできれいに仕上がります。
塗る量が増えると、ムラになりやすいので、なるべく均一に伸ばすよう意識してください。
ジェルネイルの上からマニキュアを塗る際の注意点
ジェルネイルの上からマニキュアを塗る際、ただ塗るだけでは仕上がりが悪い可能性もあります。
以下では、ジェルネイルの上からマニキュアを塗る際の注意点についてみていきましょう。
濃い色を選択する
ジェルネイルの上から塗る場合、クリアカラーや透明感のあるカラーのマニキュアを塗ると色が透けるので濃い色を選択してください。
マットなタイプだと一層下地が透けないので、マットタイプで濃いめの色を選択しましょう。
ラメやパールが入っていない方がより透けにくいので、色選びは慎重に行ってください。
フォーマルな場に行くためにジェルネイルの上から塗りたい場合は、落ち着いたベージュを選択するのがおすすめです。
ベースコートも塗る
ジェルネイルの上からだと考えて、いきなりマニキュアを塗ることは避けましょう。
必ず、ベースコートを塗ってからマニキュアを塗るようにしてください。
ベースコートを塗らずにマニキュアを塗ると、色落ちしやすくなったり、ムラができたりと仕上がりが良くありません。
また、仕上げにトップコートを塗るとよりきれいな見た目に仕上がります。
ジェルネイルの上から塗ったマニキュアを落とす際はノンアセトンを使用
ジェルネイルの上から塗ったマニキュアは、ノンアセトンのリムーバーを必ず使用してください。
アセトンが入ったリムーバーを使用すると、ジェル部分がアセトンに反応して、溶けてしまうのです。
ノンアセトンのリムーバーであれば、ジェルが反応することもないので、きれいにマニキュア部分のみオフができます。
方法は、一般的なマニキュアのオフと同様に、コットンにリムーバーを含ませて、拭き取るだけです。
拭き取った後、ジェルの表面が曇っているという場合はトップジェルのみ塗り直すとツヤが復活します。
また、塗ってすぐのマニキュアであれば、エタノールでも落とすことは可能です。
塗ってから時間が経過した場合は、無水エタノールで落とすこともできるので、万一ノンアセトンのリムーバーがない際に試してみてくださいね。
下記の記事では「マニキュアを除光液なしで簡単にできる落とし方と必要アイテム」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
頻繁にオフしない
ノンアセトンのリムーバーは、アセトンが入ったリムーバーよりも皮膚や爪への影響は少ないと考えられています。
しかし、全く影響がないのかといえばそうではないため、頻繁に使用することで指先や爪が乾燥する恐れがあるので注意しましょう。
ノンアセトンのリムーバーは、やや落としにくい傾向がありますが、何度も擦らないようにしてください。
摩擦によって爪を傷つけてしまう可能性があります。
まとめ
今回は、ジェルネイルの上からマニキュアを塗る方法や注意点について紹介しました。
ジェルネイルのカラーに飽きた時や、フォーマルな場に出るために落ち着いた色に変えたいという時にマニキュアを上から塗るのは問題ありません。
一方で、オフの際はノンアセトンのリムーバーを使用する、ストーンやパーツは隠せないという注意点があるのでよく理解しておきましょう。