テカリ防止メイクのコツ|化粧崩れしない肌をつくる方法

テカリ防止メイクのコツ|化粧崩れしない肌をつくる方法│美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)

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“テカリ防止メイクのコツ|化粧崩れしない肌をつくる方法”

朝しっかりメイクをしても、昼過ぎにはTゾーンがテカってしまう…。

そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。

テカリは見た目の清潔感を損なうだけでなく、メイク崩れや肌トラブルの原因にもつながります。

本記事では、日常的に実践できるテカリ防止メイクの方法やコツを、スキンケアからベースメイク、外出先での対策まで幅広くご紹介いたします。

目次

なぜテカる?肌がテカリやすくなる原因とは

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テカリの原因は「皮脂」だけではありません。

生活習慣やスキンケア、そしてメイクの方法によっても、肌は予想以上にテカリやすくなってしまいます。

まずは原因を正しく理解することから始めましょう。

皮脂分泌の多さが引き起こすテカリ

テカリの主な原因は、皮脂腺から分泌される皮脂の過剰分泌です。

皮脂は本来、肌を保護し乾燥から守るために必要なものですが、分泌量が多すぎるとメイクと混ざって崩れやすくなり、テカリの原因になります。

特にTゾーンや小鼻、額は皮脂腺が活発なため、日中になるとどうしてもテカリが目立ちやすくなります。

皮脂分泌が活発になる背景には、気温や湿度の高さ、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが関係しています。

間違ったスキンケアがテカリを悪化させる

テカリが気になるあまり、過度に洗顔をしたり、さっぱり系の化粧水ばかり使ったりしていませんか?実は、間違ったスキンケアこそがテカリを悪化させる原因になることがあります。

肌が乾燥すると、体は「潤いが足りない」と判断し、皮脂を余計に分泌してしまいます。

つまり、乾燥しすぎることがテカリの根本的な原因になる場合もあるのです。

皮脂を取りすぎず、必要な保湿をしっかりと行うことが重要です。

メイクの仕方でテカリが加速することも

ベースメイクを厚塗りにすると、皮脂と混ざったファンデーションがヨレやすくなり、結果としてテカリやすくなってしまいます。

また、肌の状態を無視して保湿力の高すぎる下地やリキッドファンデーションを使うと、逆効果になることもあります。

メイクアイテムの選び方や塗り方を工夫することで、テカリをぐっと抑えることが可能です。

テカリを防ぐベースメイクの工夫

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ベースメイクは、テカリを防ぐための最重要ポイントです。

肌に余計な負担をかけず、必要なケアを行いつつ、皮脂のコントロールを意識したメイク方法を取り入れてみましょう。

スキンケアで余分な皮脂を抑える

朝のスキンケアで重要なのは「保湿」と「油分の調整」です。

洗顔後、化粧水だけで済ませるのではなく、乳液やジェルでしっかり保湿をしておくと、皮脂の分泌を抑えることができます。

テカリが気になるからといって保湿を避けるのは逆効果です。

保湿をしたあとは、余分な油分を軽くティッシュオフするなど、メイク前のひと工夫で皮脂の出方をコントロールしやすくなります。

下記の記事「これなら大丈夫!ぴったりの乳液の選び方はこれ!種類別にも注目」で乳液について解説しておりますので、あわせてご覧ください。

下地は「皮脂崩れ防止」タイプを選ぶ

下地は、テカリ対策において非常に重要なアイテムです。

最近では、皮脂吸着パウダー配合やオイルブロック成分を含む下地が多く発売されており、Tゾーンなど皮脂の多い部分にピンポイントで使うことで、効果的にテカリを防げます。

全顔に使うよりも、部位ごとに使い分けることで、自然な仕上がりを保ちつつ崩れにくくすることができます。

ファンデーションは薄づきが鉄則

ファンデーションは、厚塗りを避け、できるだけ薄く均一に仕上げるのがポイントです。

クッションファンデやリキッドファンデを使う場合でも、パフやブラシで軽く叩き込むように塗布することで密着度が高まり、崩れにくくなります。

さらに、Tゾーンなど崩れやすい部分には、最後にスポンジで軽く押さえるひと手間を加えると、皮脂浮きを防ぎやすくなります。

下記の記事「大人女性向け!ファンデーションの塗り方&選び方のポイントを解説」が参考になる内容となっておりますので、あわせてご覧ください。

メイク直後からテカらせないためのポイント

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仕上がったメイクを長時間キープするためには、フィニッシュのひと工夫が効果的です。

メイクの持ちを良くし、日中のテカリを防ぐテクニックをご紹介します。

フェイスパウダーの選び方と使い方

フェイスパウダーは、仕上がりの美しさとメイク持ちの両方に大きく影響します。

皮脂を吸着するタイプのルースパウダーやプレストパウダーを、Tゾーンや小鼻などに軽く乗せるだけで、テカリを防ぎながら自然なマット感を演出できます。

粉っぽくならないよう、ブラシでふんわりと乗せるのが理想です。

下記の記事「フェイスパウダーはブラシが基本!パフを使わない理由や正しい使い方」が参考になる内容となっておりますので、あわせてご覧ください。

テカリやすい部分の塗り分けテクニック

顔全体に均一にファンデーションやパウダーを乗せると、かえって崩れやすくなることがあります。

特にTゾーンや小鼻など皮脂の分泌が活発なエリアと、頬や目元のような乾燥しやすい部分とでは、必要なカバー力や量が異なります。

そこでおすすめなのが塗り分けメイクです。

テカリやすいTゾーンには皮脂崩れに強いマット系のファンデーションを薄く塗り、乾燥しやすい頬や目元には保湿力のあるものを少量使用するという方法です。

ポイントは、それぞれのパーツに合った質感を使い分けること。

これにより、長時間メイクが崩れにくく、自然な立体感のある仕上がりが実現します。

ツヤ肌メイクとテカリ肌の違いを理解する

最近では「ツヤ肌メイク」が流行していますが、実はこのツヤ感とテカリは似て非なるものです。

ツヤ肌とは、内側から潤っているような透明感のある輝きであり、計算されたハイライトや保湿によって作られたものです。

一方、テカリ肌は皮脂による不自然な光沢であり、メイクが崩れたり厚ぼったく見えてしまう要因になります。

テカリを抑えつつ、意図的にツヤを仕込むには、頬骨や鼻筋など光を集めたい部分にだけハイライトを加え、それ以外の部分はマットに仕上げることが大切です。

ツヤとテカリをきちんと区別し、自分の肌質や理想の印象に合った質感コントロールを意識しましょう。

ツヤ肌メイクについては「クッションファンデーションで叶えるツヤ肌と時短メイクの極意」をご覧ください。

外出先でも崩れない!テカリ対策の持ち歩き術

どんなに完璧にメイクを仕上げても、時間とともに皮脂は分泌されます。

外出先でも美しい仕上がりを保つには、ちょっとした「持ち歩きアイテム」が鍵になります。

あぶらとり紙の使いすぎはNG

あぶらとり紙は、皮脂を取り除く便利なアイテムですが、使いすぎには注意が必要です。

過剰に皮脂を取り除くと肌が乾燥し、さらに皮脂を分泌する原因になります。

使う際は、軽く押さえるようにしてTゾーンなど気になる部分の皮脂だけを取り除きましょう。

こすらず、抑えるだけという点がポイントです。

メイク直しは「崩れた部分だけ」に絞る

メイク直しは、崩れた部分だけに集中して行うのが理想です。

顔全体を重ね塗りすると厚塗り感が出てしまい、さらに崩れやすくなります。

ティッシュで余分な皮脂や汗を軽く押さえてから、コンシーラーや薄づきのパウダーで整えましょう。

ポイントは、必要以上に塗らないこと。

部分的な補正だけで、自然で清潔感のある印象を保つことができます。

持ち運びコスメで時短&美肌をキープ

外出時には、あぶらとり紙、プレストパウダー、ミストタイプの化粧水など、コンパクトなアイテムをポーチに入れておくと安心です。

ミストタイプの保湿スプレーは、乾燥や空調による肌のダメージを防ぎながら、メイクの密着力も高めてくれます。

夏場には冷却効果のあるスプレーもおすすめです。

手軽に美しさをキープできる持ち運びアイテムを活用しましょう。

持ち運びコスメについては「【決定版】メイク直しの持ち運びアイテム!世代別おすすめと厳選テクニック」をご覧ください。

季節ごとに変わるテカリ対策のポイント

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テカリ対策は、季節ごとにアプローチを変える必要があります。

同じ方法を一年中続けていると、逆に肌に負担をかけてしまうことも。

季節ごとのケアポイントを押さえておくと、より安定した肌環境を維持できます。

夏の皮脂対策は「冷却+保湿」がカギ

夏は高温多湿により皮脂分泌が盛んになります。

そんな時は、朝のスキンケアで肌をしっかり冷やすと、毛穴が引き締まり皮脂分泌を抑えることができます。

また、冷房による乾燥を防ぐためにも、しっかりと保湿することが大切です。

冷感化粧水やジェルタイプの保湿剤を取り入れ、肌をクールダウンしながら潤いを与えましょう。

冬のテカリは「乾燥」が原因のことも

冬は気温の低下と湿度の低さで肌が乾燥しやすくなりますが、この乾燥こそがテカリを引き起こす一因になります。

肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌され、Tゾーンがテカるという現象が起こります。

冬はしっとりタイプの化粧水やクリームを使い、油分と水分のバランスを整えることが重要です。

花粉やマスクによる摩擦崩れのケア

春先の花粉や日常的なマスクの着用による摩擦も、肌のバリア機能を低下させ、テカリや肌荒れを引き起こす要因になります。

敏感な季節には、摩擦を減らすためにベースメイクを薄めに仕上げたり、バリア機能をサポートするスキンケアを取り入れるのがおすすめです。

また、マスクの内側にティッシュを一枚挟むだけでも、摩擦による刺激を軽減することができます。

まとめ

テカリは「皮脂の分泌=悪いもの」と捉えがちですが、正しいスキンケアとメイク方法を実践することで、驚くほど軽減することができます。

大切なのは、肌の状態をきちんと見極めて、その時々に合った対策を取ることです。

本記事でご紹介したように、ベースメイクの工夫や部分ごとの塗り分け、持ち歩きアイテムの活用、そして季節に合わせたケアを取り入れることで、あなたのメイクはさらに快適で自信に満ちたものになります。

テカリを味方につけながら、自分らしい美しさを引き出していきましょう。

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