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“パーマをかけたら髪の毛がパサパサ!セルフケアで治す方法やシャンプー選びについて紹介”
雑誌に載っているようなふわふわのパーマをイメージしていたのに、仕上がったら髪の毛がパサパサになって困ったという経験をした方も多いのではないでしょうか。
美容室で仕上がった時はキレイでも、自分でブローをした後はパサパサになっている、というケースは多いです。
今回は、セルフケアでパサつきを治す方法やポイントについて紹介するので、参考にしてみてくださいね。
パーマをかけた後にパサパサになる原因
美容室でパーマをかけた後、パサパサになってしまう原因はいくつかあります。
原因を知ることで対策も行えるので、以下でみていきましょう。
ヘアカットのミス
パーマをする際に、ある程度カットも行いますが、ヘアカットをミスした場合にも、パサつきの原因となります。
代表的な理由は、梳きすぎてしまうことです。
毛量が多い方の場合、少し量を調節してからパーマをかける必要がありますが、あまりにも梳きすぎてしまうときれいなカールが出ません。
さらに、毛先もスカスカになっているのでパサパサな印象になるでしょう。
下記の記事では「髪の毛をすきすぎてパサパサ!髪の長さ別対処法や髪が元に戻るまでの期間」について紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
パーマ自体が失敗
パーマをかける時は、基本的に最初のカウンセリングで担当美容師さんが髪の毛を診断した上で、パーマ剤の強弱を決定します。
一方で、美容師さんの診断が不適切だったり、正確ではなかったりする場合は適切なパーマをかけることができません。
もともと傷んでいる髪の毛に強いパーマ剤を使用することは、ダメージを悪化させてしまいます。
パーマの失敗は、仕上がりの悪さにつながるので、美容室に相談しましょう。
ホットパーマをかけている
パーマをかけて髪の毛がパサパサで悩んでいる人の多くは、ホットパーマをかけている可能性が高いです。
パーマには、コールドパーマとホットパーマの2種類があります。
コールドパーマは、外国人風の緩いふんわりパーマに仕上がる点が特徴で、水パーマやコスメパーマが該当します。
保湿しながらパーマをかけることができるので、パサつきを抑えられますが、その分ウェーブのかかりがやさしい点がデメリットです。
一方、ホットパーマは文字通り熱を使用してウェーブをかけるので、しっかりとパーマを当てられます。
デジタルパーマなどが該当しますが、髪の毛にダメージを与えやすいため、パサパサな状態になる可能性が高いです。
パーマをかけて髪がパサパサになった時のセルフケア方法
パーマをかけて髪の毛がパサパサになった時は、セルフケアではどうにもならないと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、ポイントを抑えるだけでセルフケアも可能です。
以下では、試してほしいセルフケア方法を紹介します。
ヘアオイルなどで保湿を徹底する
パーマをかけてパサパサになってしまった場合のケアは、基本的にヘアオイルやヘアクリームで保湿することが大事です。
ヘアケアアイテムは、保湿をするだけではなく、ダメージヘアの補修効果も期待ができます。
注意点は、パサつきが気になるからといって多量に使用するとベタつきや頭皮汚れの原因になるので意識しましょう。
使用するタイミングは、洗髪後に髪の毛を乾かした後、もしくは外出直前がおすすめです。
下記の記事では「ツヤのある髪にするヘアオイルの効果と効果的な使い方」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ドライヤーを適切に使用する
パーマは熱を与えることできれいなウェーブをキープできますが、熱をかけすぎてしまうと一層パサつきを引き起こします。
洗髪後は、タオルで髪の毛を挟んで優しく水分を取ってからドライヤーを使用してください。
ドライヤーを使用する時も、なるべく髪から離し、熱がこもりすぎないように冷風を当てると良いです。
下記の記事では「美髪になるドライヤー方法!乾かし方のポイント」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
髪に必要な栄養素を摂取する
パサつきを抑えるためには、日頃のヘアケアだけではなく、髪の毛に必要な栄養素を食事から摂取することも大事です。
髪の毛に良いとされている栄養素は、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルだと考えられています。
中でも、タンパク質やビタミンは不足しがちな栄養素なので、普段からしっかりと摂るように意識しましょう。
即効性はありませんが、髪の毛だけではなく肌や健康面において徐々に効果が期待できます。
なかなか食事では難しい、という場合は、サプリメントの活用も1つの方法です。
下記の記事では「髪の毛をツルツルにする方法は食事が大事!必要な栄養素」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
パーマに適しているシャンプーの選び方
髪の毛にパーマをかけた時、パサパサになって悩んでしまう場合は使用するシャンプーを変えることも大事です。
パーマをかける前に使用していたシャンプーでは、キレイな髪の毛を保てない可能性もあります。
近年、パーマ用のシャンプーも販売されていますが、そのほかの市販のシャンプーでもパーマに適している商品も多いです。
以下では、パーマに適しているシャンプーの選び方をみていきましょう。
洗浄力がマイルドなものを選ぶ
シャンプーに洗浄力の高さを求める方もいますが、パーマをかけている人はマイルドな洗浄力が大事です。
洗浄力の高さは、頭皮を刺激したり、パーマを洗い流したりする可能性があるので、優しい洗い心地のものを選びましょう。
タウリン系・アミノ酸系・ベタイン系など、洗浄力が優しい成分かどうか確認してください。
パサパサが気になる人は、タウリン系のシャンプーがおすすめです。
ダメージケア成分が入っているか
パサパサな状態が気になる場合、シャンプーにダメージケア成分がついているかどうかが重要です。
パサつきやダメージがひどくなると、パーマも落ちやすくなってしまいます。
そのため、加水分解ケラチンやジラウロイルグルタミン酸リシンNaなどもケア成分が含まれているものを使用すると、パサつきを抑えられるでしょう。
加水分解ケラチンなどの成分が含まれていると、毛髪内部への保水作用が高いため、ケアを行うことでパサつきだけではなく、ハリやコシが出せます。
そのため、ダメージケア成分が含まれているシャンプーを使用すると、髪の毛にハリやコシが出て、よりパーマスタイルを楽しむことが可能です。
ウェーブをくっきりさせたいならノンシリコンを選ぶ
パーマをかけた時のような、くっきりと軽やかなカールをキープさせたい場合は、ノンシリコンのシャンプーを選びましょう。
シリコーン入りは、ツヤは出せますがシリコーンが髪の毛に定着してしまいます。
そのような状態になると、重さでカールが伸びてしまうので、ノンシリコンの方がキレイなウェーブをキープできるでしょう。
余分なコーティングがされず、健やかな頭皮をキープできるため、パサつきも抑えられます。
下記の記事では「高いシャンプーを使っても意味はない?効果の違いや自分に合うシャンプーの見つけ方」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、パーマをかけた後に髪がパサパサになった時の治す方法について紹介しました。
パーマをかけた後に、ケアを怠ったり、そもそもカットやパーマが失敗していたりするとパサつきの原因となります。
パサパサになった髪の毛を元に戻せない、と諦めるのではなく、セルフケアをしっかり行うことで改善が期待できるでしょう。
今回紹介したセルフケア方法を参考にしていただき、きれいなパーマスタイルを目指してくださいね。
下記の記事では「パーマのスタイリングのコツや基本のセット方法」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。