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“前髪だけシャンプーをするメリットとは?方法や注意点について紹介”
忙しい日常を送っている人にとって、毎日のシャンプーが負担に感じるケースもあります。
「今日はシャンプーめんどくさい」と思うこともあるでしょう。
しかし、翌日前髪がベタついていたり、脂っぽくなっていたりすると清潔感が失われるので、前髪だけシャンプーをする人が増えています。
忙しい朝、汗をかきやすい季節は髪の毛全体を洗わずに、前髪だけさっと洗うのも1つの方法です。
今回は、前髪だけシャンプーをするメリットや方法について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
前髪だけシャンプーするメリット
前髪だけシャンプーすることで、得られるメリットは複数あります。
以下で紹介するので、自分の理想や希望に合っているか理解しましょう。
時間の節約ができる
前髪だけシャンプーする最も大きなメリットは、時間の節約です。
日々の忙しい時間帯や帰宅後ベタついた髪の毛を洗う余裕がない時など、前髪だけ洗うことで簡単に清潔さを保ことができます。
基本的に前髪は顔まわりに近いため、肌の皮脂や汗の影響を大きく受けるのです。
ただし、全体的に髪の毛を洗うと時間がかかるのでめんどうに感じる人も多くいます。
そのため、前髪をシャンプーするだけでもすっきりした気分になりますし、ベタつきも解消されるのでリフレッシュした気分になるでしょう。
朝の準備の時に、洗顔のついでに前髪だけシャンプーをして、髪の毛を整えることもできるので、時短につながります。
下記の記事では「髪がベタつく原因」についてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
髪・頭皮への負担を軽減できる
髪の毛全体を毎日シャンプーすると、それだけ清潔さはキープできますが、一方で頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。
乾燥した頭皮は、炎症を引き起こしやすくなるので、髪の毛の健康が保ちにくくなるでしょう。
毛穴が歪んでクセが出てしまったり、髪の毛が細くなったりとデメリットが起きやすいです。
前髪だけシャンプーすることで、髪の毛や頭皮への負担を軽減でき、清潔さも保てるのでメリットだといえます。
下記の記事では「頭皮ケア」についてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
ヘアセットがしやすくなる
全体的なヘアスタイルよりも、前髪が顔の印象を大きく左右すると言っても過言ではありません。
前髪が決まっていないと、なんとなくヘアスタイルが決まらないと悩む方も多いのではないでしょうか。
前髪だけシャンプーすることで、髪の毛全体のバランスを整えられますし、一度濡らすのでセットもしやすくなります。
特に朝は寝癖がついてたり、前日にスタイリング剤を落とさずに寝たりした時でも、前髪だけシャンプーすることによって解消されます。
朝の準備をスムーズに進めるためにも、前髪だけシャンプーはメリットが多いでしょう。
下記の記事では、忙しい朝でも簡単にできる「寝癖直し」についてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
前髪だけシャンプーする方法
前髪だけをシャンプーする際、まずは以下のアイテムを用意しましょう。
- 洗面器
- シャンプー
- タオル
- ヘアクリップ
シャンプードレッサーがある場合は、直接シャワーを当てても良いですが、洗面器にお湯を溜めておくと、シャンプーを流す時に役立ちます。
使用するシャンプーは、普段使っているシャンプーでも良いですし、少し洗い心地が軽めのものを用意しても良いです。
次に、以下の方法でシャンプーをします。
- 前髪を分ける
- 洗面器にぬるま湯を溜める
- 前髪を予洗いする
- シャンプーで洗う
- しっかりとすすぐ
通常のシャンプーとほとんど方法は変わりませんが、最初に前髪以外の髪の毛をヘアクリップで分けておくと、しっかり前髪を洗うことができます。
すすぐ際も、洗面器のお湯が泡だらけになったらお湯を取り替えて、キレイなお湯でしっかりと流してください。
タオルドライをする時は、ゴシゴシ拭き取るのではなく、優しく押さえるようにしましょう。
前髪だけシャンプーをする注意点
前髪だけシャンプーは、髪の毛全体を洗うよりも手軽でスピーディーに髪の毛を清潔にできるのでおすすめです。
ただし、以下の注意点をよく理解し、行いましょう。
- 洗い残し
- 地肌を刺激しすぎない
- ドライヤーを使いすぎない
通常のシャンプーもそうですが、洗い残しはより髪の毛をベタつかせ、汚してしまうのでNGです。
前髪だけを洗う場合、どうしてもそのほかの髪の毛を意識して洗い残しがおきやすいので、zしっかりと濯ぐように意識しましょう。
また、清潔を保とうとしてゴシゴシと擦ってしまうのもNGです。
指の腹で優しくマッサージをするように洗わなければ、地肌へのダメージが強くなり、炎症を引き起こす可能性もあります。
乾かす際も、ドライヤーを近づけすぎたり、熱すぎたりすると前髪だけどんどん傷んでしまうでしょう。
乾かす前にヘアケア剤をつけてから、乾かすようにして、髪の毛を保護すると良意です。
下記の記事では美髪になる「ドライヤー方法」についてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
目安頻度
手軽だからと毎日前髪だけシャンプーするのは、NGです。
頭皮全体の清潔を保ためにも、週に2〜3回程度にとどめましょう。
特に乾燥肌の人は、毎回前髪だけシャンプーすることによって、部分的に乾燥がひどくなってしまう可能性もあるので、週に1〜2回など頻度は加減してください。
もともと、前髪が脂っぽくなりやすい人は、2〜3回を目安にした上で、シャンプーをしてください。
手軽に前髪だけさっぱりさせるにはドライシャンプーがおすすめ
前髪だけをシャンプーするのもめんどくさい、疲れてしまっているけど前髪のベタつきが気になるという人には、ドライシャンプーがおすすめです。
名前のとおり、水やお湯で洗い流さないシャンプーで髪の毛や頭皮につけるだけで汗や皮脂を吸着する成分がベタつきを抑えてくれます。
そのため、脂っぽさを解消して、まるでシャンプーした後のような爽快感を得られるのです。
場所を問わずに、どこでもさっと前髪を清潔にできるので汗をかく季節やオイリー肌の人は特におすすめといえます。
ドライシャンプーの使い方
ドライシャンプーの使い方は、複雑なことはありません。
以下の方法を参考にしてください。
- 前髪とそれ以外の髪の毛を分ける
- 20〜30cm程度離してスプレーする
- 指で軽くなじませる
- ブラシで髪の毛を整える
人気のあるスプレータイプの使い方を紹介しましたが、ほかのタイプでも基本的に使い方は同じです。
前髪につけて、指でなじませた後にブラシで軽く整えるだけで完了します。
万一、余分な粉や水分が気になる場合は、ドライヤーで軽く乾かすと良いですよ。
ドライシャンプーの選び方
ドライシャンプーは、いくつかタイプがあるので実際に何を使用するか迷ってしまいます。
基本的に、目的に合わせて種類で選ぶことが大事です。
前髪をサラサラにして、ベタつきを防ぎたい場合は「スプレータイプ」がおすすめです。
スプレータイプは、ドライシャンプーの中でも最も一般的に使用されているので、種類も豊富にあります。
出先でさっと手軽にケアしたい場合は「シートタイプ」がおすすめです。
ウェットティッシュを使用する感覚で使えるので、携帯しやすく旅行先などの出先でも利用しやすいでしょう。
より爽快感があって、すっきりとさせたい場合は「ミストタイプ」がおすすめです。
水分量が多いので、夏場やスポーツの後などに使用すると清涼感を得られます。
ただし、ミストタイプの場合は、髪の毛のボリュームがなくなる可能性があるので、ボリュームを抑えたい人に向いています。
下記の記事では「ドライシャンプー」を始め、髪を洗っていなくとも清潔に見せる方法はについてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、前髪だけシャンプーするメリットやシャンプー方法について紹介しました。
朝の準備の時短やヘアセットを簡単にしてくれるので、前髪だけシャンプーするのはとても良い方法です。
手軽に頭皮を清潔にでき、簡単に洗えるので今回紹介した方法を参考にしていただき、キレイな前髪をキープしましょう。