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“種類によってニキビケア方法は違う?ケアの方法や予防策について紹介”
ニキビ肌はとてもデリケートなので、ケアを誤るとニキビができやすい悪循環が起きてしまいます。
ニキビにはいくつか種類があり、それぞれでニキビケア方法が違うと知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、種類によって違うニキビケア方法や予防策について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【種類別】ニキビケアの方法
ニキビは、以下のように種類があります。
- 白ニキビ
- 黒ニキビ
- 赤ニキビ
- 黄ニキビ
それぞれ、状態が違うためケアの方法も変わってくるのです。
ニキビの状態に合わせ、しっかりとケアをすることで肌の改善が見込めます。
以下では、種類別のニキビケア方法を紹介するので、参考にしてみてください。
白ニキビ
皮脂が毛穴に詰まり、ポツンとし小さな白い点のようにできるニキビを「白ニキビ」と呼びます。
ニキビの初期段階なので、見逃してしまう場合も多いです。
皮膚の内側で、アクネ菌が増え始めている段階なので早めのケアが必要といえるでしょう。
白ニキビのケア方法は、丁寧な洗顔と化粧水などでしっかりと保湿をすることです。
白ニキビの段階では、まだ毛穴に汚れが溜まっているだけの状態なので、毛穴の汚れや古い角質を徹底ケアすることで改善しやすいといえます。
普段使用している基礎化粧品だけで改善が見込めるので、複雑なケア方法を必要とはしません。
毛穴汚れが溜まらないように、さっぱりとした使用感のケアアイテムを使用しましょう。
乾燥は大敵ですが、オイルやクリームで保湿すると油分が多くなるので避けてください。
下記の記事では、白ニキビのケアで必要となる効果的な「毛穴ケア」をご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
黒ニキビ
白ニキビから毛穴の汚れが酸化して黒くなった状態を「黒ニキビ」と呼びます。
毛穴に詰まっている皮脂や古い角質が酸化し、黒くなった状態です。
白ニキビと同様のケア方法で問題ありませんが、黒ニキビまでの状態になると基本のケアでは改善しにくい場合もあります。
そのため、黒ニキビに使用する洗顔料をピーリング効果があるものに変えるなど工夫が必要です。
肌への刺激が少ないAHA配合の洗顔料を選び、肌を過度に刺激しないようにしましょう。
敏感肌の人はピーリング効果のあるものを使用すると逆効果になる可能性もあるので、肌に合わないと感じる時は使用を中止してください。
スキンケアアイテムも保湿効果の高いものを使用し、乾燥を防ぐようにします。
下記の記事では、黒ニキビのケアとなる「ピーリング」についてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
赤ニキビ
アクネ菌が増殖し、肌が炎症している状態を「赤ニキビ」と呼びます。
赤ニキビの状態になると、痛みを伴うケースがほとんどなので、敏感肌用の化粧品を使用して優しくケアを行いましょう。
中には、ニキビの炎症を抑える成分が配合されているケアアイテムもあるので利用してみてください。
また、スペシャルケアとして、ビタミンC誘導体入りの化粧水を使用するとより炎症を抑えて肌の状態を安定しやすくします。
1ヶ月程度ケアを行ってみても改善が見込めない場合は、皮膚科・美容皮膚科などの専門的なクリニックを受診してみてくださいね。
下記の記事では、スペシャルケアとなる「ビタミンC誘導体」ついてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
黄ニキビ
膿をもった状態の「黄ニキビ」は、赤ニキビが悪化して触れられないほどの痛みを感じる場合もあるでしょう。
黄ニキビの状態にまでになると、ニキビ痕が残ってしまう可能性が高いです。
そのため、セルフケアではなかなか状態がよくならないため、早めにニキビ治療を専門的に行っている皮膚科や美容皮膚科クリニックを受診しましょう。
専門医であれば、ニキビのタイプに適した抗生物質の塗り薬・飲み薬を処方してもらえるため安心です。
ニキビはつぶしてもいいの?
肌でぷっくりと腫れた状態のニキビは、つぶしてしまった方が早く治るのでは?とイメージする方も多いのではないでしょうか。
実際、黄ニキビの状態までいった場合は白血球が細菌と闘い終わった残骸が膿としてできているため、膿を出してしまった方が早く治る場合もあります。
しかし、基本的にニキビができた時は患部に触れずに優しい洗顔と保湿を徹底してください。
徐々にニキビが進行して、黄ニキビになってきた段階で、ニキビをつぶすことを検討しましょう。
きちんと滅菌ガーゼ・消毒用エタノール・抗生剤入りの軟膏・清潔な針を用意することで、セルフでもニキビをつぶすことはできます。
ただ、少しでも方法を誤ってしまうとより炎症を悪化させたり、ニキビ痕ができる原因にもなるため、基本的には専門医を受診してニキビの圧出をしてください。
ニキビケアに使うべきスキンケアアイテム
ニキビケアを行う時、どのようなスキンケアアイテムを選べばいいのか?と迷う方も多いのではないでしょうか。
選ぶ際は、アイテムに含まれている成分が重要です。
以下の成分を含むアイテムを選ぶ用にすると、ニキビへの効果が期待できます。
- セラミド
- アミノ酸
- ビタミンC誘導体
セラミドやアミノ酸は、もともと肌の内側に備わっている保湿成分なので、キープできると角質層の水分保持や細胞の機能を高められます。
ビタミンC誘導体は、肌の炎症を抑えたり、コラーゲンの生成を促したりする働きがあるのでニキビ跡予防にも効果的です。
使用するケアアイテムのテクスチャーは、サラサラとしたタイプがおすすめです。
潤いを与えた後は、ゲルや乳液などで肌全体を保護するとさらに肌が乾燥しにくくなります。
クリームやオイルは、肌の油分が増えすぎてしまうので、顔全体に使用するのではなく乾燥が気になる部分にだけ使用しましょう。
敏感肌用は使っても平気?
敏感肌用のアイテムは、保湿成分が豊富に配合されていながらも、刺激性のある成分は配合しないように作られています。
グリチルリチン酸ジカリウムなど、炎症を抑える成分も含まれているのでニキビ肌でも安心して使用が可能です。
10代や20代など、皮脂分泌が多い人は敏感肌用のアイテムは物足りなさを感じられるため、ニキビ用のアイテムを使用するとしっかりと皮脂を抑えられるのでおすすめです。
30代以降の女性だと、ニキビ用のアイテムだと皮脂分泌を過剰に抑えてしまう可能性があるので、敏感肌用のアイテムを選びましょう。
ニキビケアで使わない方が良いスキンケアアイテム
ニキビができている肌の場合、油分の多いクリームやオイルを使用すると、毛穴が詰まりやすくなるので使用を避けてください。
ニキビ肌は過剰に皮脂が分泌されている状態なので、油分を必要としていません。
さっぱりしたテクスチャーのアイテムを選ぶようにしましょう。
また、洗顔剤を選ぶ際も泡立ちを良くする「ラウリン酸」は、肌へ刺激を与えたりかゆみを誘発しやすいので使用は避けてください。
ニキビになりにくい肌にするための予防策
ニキビになりにくい肌にするための予防策をみていきましょう。
日頃からのケアによって、ニキビになりやすい・なりにくいが変わってくるので、意識してくださいね。
正しい洗顔
ニキビだけではなく、スキンケアの基本ともいえるのは正しい洗顔です。
肌を清潔にしておくことは、肌トラブルを予防する方法ですが、汚れを落としたいからといってゴシゴシと洗ってしまうと、必要な皮脂すら取り除いてしまい、乾燥を引き起こします。
以下のように、正しい洗顔を覚えておきましょう。
- 34〜38°程度のぬるま湯で予洗いする
- 洗顔料を泡立てる
- 泡で顔を包み込むように優しく洗う
- ぬるま湯でしっかりとすすぐ
洗顔は、20〜30秒程度で終わらせるようにしましょう。
長々と顔を洗っていても皮脂が落ちすぎてしまい、肌が乾燥しやすくなります。
特に大事なことは、洗顔料を泡立てることです。
ふわふわの弾力泡を作ることが理想ですが、なかなか泡立たない時は洗顔ネットを使用してください。
弾力泡は、洗顔の際に肌と手のひらが直接触れないようクッションの役割をします。
泡を流す時は、予洗いと同じ温度のぬるま湯を使用し肌に優しい洗顔を行いましょう。
洗顔後は、清潔なタオルを使用して、軽く押し当ててこすらないように水分を拭き取ってください。
徹底した保湿ケア
肌の乾燥は、ニキビや湿疹など肌トラブルにつながる大きな原因となります。
乾燥している肌は、バリア機能が低下していることから、紫外線・摩擦など外的刺激に対しても敏感になります。
しっかりと保湿ケアを行って、肌が乾燥しない状態をキープすることによって肌が刺激を受けにくくなるので、ニキビができにくい肌になるでしょう。
下記の記事では「保湿」がどうして必要であるか徹底解説しているのであわせてご覧ください。
まとめ
今回は、種類別のニキビケア方法を紹介しました。
ニキビは段階的に変化するため、ケアの方法も変えてください。
ニキビができている時は、肌がとても繊細になっている状態なのでむやみに触れたり、つぶしたりしないようにしましょう。
丁寧なケアを行うことで、ニキビができにくい肌を目指せるので、ぜひ参考にしてください。